急なまとめ買いなどで売場が品薄になったとき、20分以内に焼きたてのパンを補充することはできません。しかし、ナポリピッツァは窯に入れてわずか90秒！注文を受けてすぐに焼きたてが出せます。まさに究極の焼きたて演出が可能なんです。パンを購入したお客様がピザをついで買いされますが、最近、面白い傾向が現れています。
　夕方に翌朝食べる食パンを買いに来たお客様がピザもご注文くださいます。夕方に、ピザの注文が10枚以上集中することも。夕食用にピザが買われるという新たな可能性（需要）を感じています。
　価格的にも魅力的です。380円のマルゲリータ（直径約21cm）は、パン屋にとって高単価商品。原価と人件費の配分に注意が必要ですが、比較的高い利益が見込めますね。

　　ナポリピッツァをたくさんのお客様に楽しんでいただけてうれしいですね。これは、増田新田店のピザ専属スタッフの頑張り、そして仕組みを一緒に考えてくださったダイユーさんの力添えあってこそだと思います。　今、石窯パン工房ぴーぷるは、この増田新田店のほかに春日部と岩槻にもあり、5㎞の三角形をつくるように立地しています。
　お客様の取り合いになることがなく、むしろ相乗効果で売上が増しています。これはダイユーさんの市場調査が優れている証拠ですね。　パンとナポリピッツァを融合させた増田新田店が、今後どういう展開を見せるのか楽しみです。また、当店をご利用いただいたお客様に「楽しかった」と喜んでほしいので、小さなテーマパークのような公園をつくりたいと考えています。